10月10日 令和6年度「あきたの男女共同参画連携会議」を開催しました!
2024年11月17日 | 0件のコメント
秋田県主催、NPO法人いきいきFネット秋田が受託実施した「あきたの男女共同参画連携会議」が10月10日アトリオン地下多目的ホールで開催され61名の方が参加されました。
主催者の秋田県理事丹治順子氏の開催挨拶の後、大館市総務部企画調整課の津嶋陽向氏から「大館市における男女共同参画事業の取り組みについて」、あきたF・F推進員の加賀屋七重氏からは「あきたF・F推進としての地域活動について」これからの仕事や活動のエンパワーメントとなるお話をいただきました。
分科会は3分科会に分かれ、北部男女共同参画センター、南部男女共同参画センター、中央男女共同参画センターがそれぞれ担当し開催しました。
①「あなたで生きる若者の声」②「ジェンダー教育~あなたらしく生きる~」③「なぜ女性リーダーが増えないのか!」のタイトルでジェンダー平等実現へ向けてどのようにしたらよいか参加者の方々と一緒に考えました。
基調講演では、日本赤十字社常任理事の坂東久美子氏から、「女性の意思決定過程への参画を促進するために」と題して、日本の男女共同参画・女性活躍をめぐる状況を、多数の調査データをもとに変化の状況や意味、問題・課題について分かりやすく説明がありました。秋田県在職中に感じた県内の少子化、人口減少の課題を含め感じたことを話されました。そして、地域衰退の危機について、男女共同参画・女性活躍に向けた変革が必要であると述べられました。今後の取り組みの期待については、女性の意思決定への参画の各段の進展なくして、秋田の持続可能で活力ある社会経済の将来は描けないと強調されました。
参加者の皆様からは、「秋田の将来に女性の参画が絶対的に必要だと感じた。特に若者、女性の流出を防ぐべく、対策をしっかりとっていきたいと感じた」「F・F推進員や女性人材の活動を共有すること。まずコミュニケーション、聴取、広報、支援、協力…「横のつながり」のハブにセンターがなることが大事だと思った。もちろん市町村職員ともつながりを持ちたい」など積極的な感想もいただきました。
秋田の人口減少、産業競争力など課題に直面する秋田の将来を切り拓くためには、男女共同参画・女性の活躍が最重要課題であることを参加者ともに共有できた会議になりました。
(谷直子)